シーシャはどの様にして生まれ、進化したのか。
シーシャの歴史と文化的背景: シーシャがどのように発展し、どのような地域の文化に影響を受けてきたかを詳細に説明します。
シーシャの起源はインド?
インド発祥です。おそらく。
というのも、シーシャの発祥については諸説あるからです。
その中の一つ、インド発祥という説が今のところ個人的にしっくりきています。
シーシャの誕生は1500年から1600年の間とされていています。
これがすごく昔に感じるのか、最近に感じるのか、それはあなた次第。
なぜ、この時期のインドで発祥したのか。
要因としては2つ考えられており、
- イギリス東インド会社がインドへガラスの輸出した事。
- この時期のインドの貴族の間で喫煙が流行っていた事。
が挙げられそうです。
そして、このシーシャの発明者はなんとお医者さんが考案したとされています。
シーシャが発祥した時期には、喫煙は体に悪い事を知っていました。
しかし、喫煙が流行っていた為、少しでも害が少ない喫煙の方法がないかと思考錯誤した結果、
お医者さんが水パイプを発明したとされています。
それが、シーシャになりました。
年代ごとによるシーシャの発展
シーシャがどのように時間とともに進化してきたかを説明します。特に、異なる地域や文化での普及と使用に焦点を当てます。
1500年〜
まず、1500年代にインドで発明されます。
1600年〜
1600年代ごろには、インドのとなりにある今のイランへ広がったとされています。
この頃には、貴族だけでなく庶民にも喫煙が徐々に広がっていました。
1700年〜
1700年代ごろは、今のトルコあたりに広まったとされています。
このトルコでシーシャが装飾ほ施したり豪華な見た目に変わっていきました。
この装飾は宗教的な意味合いを持つ模様だったりしました。
この影響で1600年代にインドで庶民に広まっていたものが、トルコでは改めて富の象徴となって広まっていきました。
1800年〜
1800年代ごろには、エジプトをはじめとする中東全域に広がっていき、ここで今私たちが知っているシーシャに近いものに落ち着きました。
これまではフレーバーなどはありませんでしたが、エジプトでシーシャにつかうタバコの葉に蜂蜜を混ぜはじめ、これがフレーバーのついたシーシャの原型となります。
これが発端となり、改めて一般化していき、シーシャカフェが増えていきました。
1900年〜
1900年代ごろ(主に後半)に、中東の人々が世界中にシーシャを広めはじめ、中東文化として世界中に広まるところとなります。
2000年〜
2000年代に入り、シーシャが一気に近代化します。
この頃にアメリカでフレーバーを思考錯誤する文化が出てき始めました。
そのため、タバコを楽しむという側面だけでなく、いわゆる味を求める層が出てきてシーシャの広まりが加速しました。
シーシャと中東文化
シーシャが中東文化にどのように深く根ざしているか、そしてそれが地域社会の社会的な生活の一部である方法について詳細に説明します。
この様な歴史もあり、中東ではシーシャは日本よりも日常に非常に溶け込んでいます。
1700年ごろには、トルコの王室や外交でも使用していたとされています。
そして、これを断る事は侮辱だとされていました。
1900年ごろからは、シーシャを食後のデザート感覚吸っていた、ともされています。
また、日本ではお酒を社交の場でのんだり、コミュニティー形成の一部としてのんだりしています。
しかし、シーシャが広まっている中東はイスラム教徒が多い地域であります。
そのため、お酒を飲む事ができません。
お酒の代わりとして、シーシャを嗜んでいます。
その事もあり、日常に深く溶け込んでいるのです。
まとめ
どの様にシーシャが発祥し、現在まで形を変えながら広まってきたか、伝わりましたでしょうか。
何百年と少しづつ形を変えながら伝わってきている中東のシーシャという文化。
当時は階級によって制限されていたり、ステータスとしての側面が多かったですが、
現在では、カルチャーとして浸透しています。
これからも形を変えて進化を続けるはずですが、この様な歴史の一説を知って嗜むと
また違った価値観で楽しめそうですね!